小さい頃から感想文は苦手です

カナケンに行く前に、REQUESTAGE6の感想。私の感想は幼稚園並です。


今回は本当に行くかどうか迷っていたから、誰にも声を掛けずに一人でふらっと行ってきた。大阪城ホールに女一人…!去年一人で遠路はるばる西武ドームまで行ったので、もう怖いもんはない。と言いつつちょっぴり寂しいのは否めない。
セットリストは既述なので省略。会場内は横使いのスタイルで、ステージ前のアリーナは立ち見、その周りをスタンドが360度ぐるーっと囲んだセットでした。天井付近のスクリーンも360度見れるようになっていて、各アーティストのセット替えの間は802のDJがアーティストに事前に行ったアンケートを元に、ミニ番組を流してました。
ちなみにまさよしさんとYUIちゃん以外はじっくり曲を聴いたことが無くて、アジカンは3rdアルバムくらいで止まってます。

オープニングアクトとして登場。DJさんも後で言ってたけど、堂々とした歌いっぷり。たった一人であのステージで歌うなんて、よほどの度胸がないと出来ないわ。『HOME』はテレビやラジオ、至る所で流れていたから知っていたけど、改めて歌詞が身に染みる。

トップバッターだったYUIちゃん。相変わらず喋るといつものぽつりぽつりとしたテンポで言葉を発するので、癒されます。かわいすぎる。歌唱力が声の安定や音程が確実に取れるかどうかや声量をもって上手いとされるのなら、きっと彼女はプロの歌手の中では「歌が上手い」ほうでは無いと思う。でも、彼女の中から生まれた言葉には響くものがある。『Namidairo』はアコースティックの弾き語り。あー、改めて好きだなぁ…。他はいつものバンドメンバーとでした。ただ、私の席がスタンドだったせいか周りはあんまり盛り上がらず?私の周りだけなんかなぁ、うーん…。アリーナとの温度差が感じられたなぁ。『Laugh away』は歌ってくれて嬉しかった!

バンドのセットがないから次はSEAMO?と思っていたらまさやんだった。そして会場がワッと沸いたので少し驚いた(失礼な)。でもそう思うくらい、もっとYUIちゃんは盛り上がっても良かったと思うんだけどなぁ。3ピースバンドスタイルかと予想していたのに、全曲弾き語り。贅沢!ギターとバンディエロとハープとサンプラーと歌声と。ちなみにバンディエロとタンバリンの違いがよく分かりません。まずはおもむろにバンディエロでリズムを刻んで、『ドミノ』。それまでずっと座って聴いてたんだけど、これで体がじっとしている訳がなく、一人でも立って聴いてました。私が立ったら隣の人がびっくりしてたけど(苦笑)。途中、「メンバー紹介します」と漫談(笑)が始まる。「これね、サンプラーって言うんですけど」と言いながら足下の機械を説明。サンプラーは簡単に言うと録音機器のような物で、よくまさやんはバンディエロなどでリズムを刻んだのをその場で録音して、そのリズムに合わせて歌っています。で、通常再生も出来るけど逆回転で再生も出来るらしい。「例えば、『ウセディソヤサミカザマィ!』」………。え、何言ってはるんですか?みたいになるんだけど、それを逆回転させると「『やまざきまさよしです!』」と聞こえるのです。まさやんも楽しいのか「お客さーん!」とか「大阪ー!」とか、何度も録音しては逆回転させてた。会場も爆笑。ひー!笑い過ぎてお腹痛い…!これを一生懸命練習したんだろうなとか思うと、余計にうける。その後も終始にこにこしながら、歌ってました。声も安定してた(ように聞こえた)し、ほんと楽しそうだった!やっぱり、ライブの人だなーと実感。私はここでもうすでに大満足。

カエラちゃん顔小さっ!細っ!可愛い!で、まず驚く。歌はCMで流れたりテレビで歌ってるのを見た事がある程度だったんだけど、バンドの音が男前のロックで、めちゃくちゃ格好良かった!ほどんどはギター無しで歌ってたんだけど、踊ったり、頭振ったり、本当自由に歌ってるのが見ていて可憐でした。

MONKEY MAJIKは以前「トップランナー」を見てから気になる存在。『あいたくて』『空はまるで』『Together』のようにミディアムテンポのゆったり系が多いのかと思っていたけど、2曲目か3曲目の曲が攻撃的な感じで意外や意外。こういう曲もあるんや、って新鮮だった。曲中の照明もピンク×グリーンとサイケちっくな色合いで格好良かったです。MCで「お兄ちゃん」「弟」と呼び合うシーンがあって、それを受けた観客が「おにいちゃーん!」と叫んだら、「僕のお兄ちゃんだよ!」と少したどたどしい日本語で返していたのが面白かった。

楽しみにしてたアジカン!ライブには行ってみたいけど、ライブハウスに行ったら私は押し潰されそう…!と恐れていたので、今回は初めてのライブでワクワクしながら待っていたのです。で、彼らが登場したらすんごい歓声。アジカン凄い人気だなぁ…!最近の曲はちゃんと聞いてないんだけど、それでも楽しめた。アコギのゆったりした曲も好きなんだけど、アジカンみたくバキバキのロックも好きだーー!あと後藤さんはちっこくて可愛らしかったです。

トリがSEAMOとは意外。プロレスラーが着てるようなガウンを羽織ってたからまさかと思っていたら、やっぱり中身は海パン一丁だった!しかもピンク!股間には天狗のお面をつけておられた!わーー。多分中には引いた女性もいるでしょう…。私はうん、引きはしなかったけど、さすがに脱いだりしたら引きますよ。それよりも同じ列にいた家族連れの、小さいお子さんが気になった。そんでもって私はお尻が気になってチラチラ見る振りして結構見てましたごめんなさい。だってお尻可愛かったんだもん(……)。途中実家が靴屋さんというDJシューズさんのソロを挟んで、その間に衣装替えしてました。さすがにその服装でマタアイマショウは歌えないよね(笑)。それにしてもオーディエンスを巻き込む力はさすがというか、あっという間に自分とお客さんの距離を縮めていた。トリという事もあってかかなり盛り上がったし、弾けるとこはハジけて締めるとこはきちんとシメてた、そんな感じ。新曲の『MOTHER』を紹介するくだり。「この中で親孝行してるって人いますか?(手がまばらに上がる。)してないって方、僕もそうです。」と話しかけるように喋っていたのが印象的。きっと優しい人なんだろうな。最後でまた弾けて、大盛り上がりの中、終了。今回のステージでSEAMOの印象が良くなったのは、私だけではなさそう。


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豪華な顔ぶれだったので、4時間飽きることなく目一杯楽しんだ。どのアーティストも共通して言えるのは、より知りたいと思ったこと。一気に聴くと消化しきれないので、時間がある時にちょくちょくCD聴きたいな。来年も機会があれば是非、行きたいと思いました。