考えごと

私の仕事は主に、お客さんとレストランや宴会場の現場スタッフor営業さんの間に入って、両者の橋渡しをするようなもの。手段は電話や、たまに直に会って。
今の部署に異動して電話での接客をすることになった当初は、随分戸惑った。自分の言いたい事だけ言って電話を切る人、こちらが「ありがとうございました」と言い終わらない途中でガチャンと受話器を置く音。もちろん一部の人だけれど、そんな些細なことで私はいちいち傷ついて、少しずつ心が弱っていった。
けどこんなんじゃやってけない!そんなの気にしなきゃいいんだ!って開き直っていたら、自分の心が人の言葉に傷付かない固くて乾いたパサパサしたものになっていくように感じて、これまたやりきれなくなった。
私は歳の割にまだまだ子供で甘ちゃんで情けなくなるけど、人の些細な言動にいちいち傷付いている方が、私らしいんじゃないかなと思ったりしている。