決戦は金曜日、だった

今日は普通自動車免許の本試験を受けに行ってきました。
「…ていうかまだ取れてなかったん!?」って職場の人にも言われたけど、いやーまだなんですよー実は、あはは…。

あまりにも長くなっちゃったのでたたみます。


教習所に入校したのが去年の12月。今年の1月には順調に仮免許を取得して、そのまま本試験に向かっていく、はずだった。
あまく見てました、高校生を。
高校3年生の子たちが2月から一気に入校しだして、予約そのものに制限がかかって全然取れない状況に。あんなに空いてたロビーも座る場所がないほどの盛況ぶり。
仮免までは意気揚々としていたのに、私はというと、思うように予約が取れないのと、一度寝坊で無断欠席をしてしまったのをきっかけに、すっかり気持ちがポッキリと折れてしまったのでした…。


そうこうしている内に仮免の有効期限はどんどん近づいてくるし、けど休日と予約がなかなか合わない日もあったりで、気持ちだけが焦る毎日。
運転する日が空くからたまに乗ると怖いしで、パニックになった私は、ヘタな私の運転に対して「怖くないのー?」と聞く教官に「(わたしが1番)こ・わ・い・で・すーーー!!」と言い返す始末…。
それでも送迎バスのおじちゃんや受付のお姉さんたちの笑顔に励まされたり、徐々にカーブを曲がる感覚がつかめてきたりして、少しずつ、本当に1歩ずつ進んできた。


運転してると自分の性格が出るなーと思ったのが、私は若干スピードを出しすぎるところがあるようで。
…って言うと「意外ー」とか「ハンドル持つと性格変わるんやね」とか言われるけど、実はそうではなくて、自分がのろのろ運転のため(それでも法定速度ぴったしなんだけど)「後ろの車に迷惑をかけてるんじゃないか」とか「遅いからイライラしてへんかな」とか気にしすぎるせいでつい急いでしまうのです。
普段から思っていたけど、どんだけ人の目を気にしてるんだ、ってね。ほんと思い知らされたこの数カ月間でした。


あと、自分と合う合わない先生がいるのも面白かった。この先生だと上手く運転できるなっていうのがある。
先述の怖いですー!と言い返した先生は合わなかった。運転も上手くできなかった。
これが逆じゃなくって、「上手く運転できるから、合う先生」じゃなくて「合う先生だと上手く運転できる」なのが不思議。
不安だった縦列駐車も「ちゃんと出来てるよ」と言われたことが自信になって、実技のテストで一度縦列に失敗しても落ち着いて再トライできた。仮免の時は実技70点でギリギリだったのに、卒業検定ではなんと90点!
「おめでとう」と言われた時は、嬉しくて嬉しくて先生たちに「ありがとうございましたーー!!」って1人1人言って回りたいくらいだった。実際は先生たちが休憩でいなくて伝えられなかったけど。
なんかもー嬉しすぎてうっかり先生のこと好きになっちゃいそうだったわ!笑 イケメンのお兄さんじゃなくて、普通のおじさんなんだけど。ほんと感謝です。


そしていよいよ筆記試験。笑っちゃうけど、試験直前は緊張で手がプルプルしそうになるくらいだった。自分の思うレベルまで準備が出来てなかったせいもあるけど。
テストが終わって、電光掲示板の前で待つ。あの受験番号が出る瞬間って、ほんと心臓に悪い…。

自分の番号が「あった!!」って分かった瞬間、思わず頬がゆるんでしまった。
うわーーーーほんと嬉しい!!実際にもらった免許を見て、スキップして帰りそうなくらいだった。ううう嬉しいよー。長かった。ほんーーーーまに長かった!!!


保険に入ったりしなきゃですぐには車に乗れないけど、早く運転したいなー。うずうずする!
とはいえ最初の難関は、うちのマンションの駐車場が立体駐車場で、1番にそこをクリアしなきゃっていう…。縦列は自信があるんだけど、方向転換は苦手なんよね…とほほ。
まぁーとにもかくにも、おめでとうわたし!!頑張った!


……ていうか、文章ながっ!どんだけ嬉しいの、わたし!