なじむ速度

毎日暑いね。じりじりと夏だわー。


「革が馴染む」とか「道具が手になじむ」とか言うけど、それって言葉にも当てはまるなーと思っていて、使い込むことによって自分の中でいつの間にか当り前になっているのが、面白いなぁと思う。

例えば、スタバ。
大学生の頃、友達に「スターバックスに行く?」って聞いたら、「スタバのこと『スターバックス』ってきちんと言ってる人初めてー!」と爆笑されたのだけど、その頃の私にとっちゃほとんど行ったことのない店だったので、「スタバ」と略せるほど私との間に親しみはなかった。なので、自然とそう呼んでた。
けど今は、Sをショートと読むのだとわかるくらいにはお店に通うようになったので*1、距離がちょっと近づいて「スタバ」と呼ぶのが普通になった。
○○さん、と名字で呼んでたのが××ちゃん、と名前で呼ぶようになった感じ。

自分の中にそういう感覚があって、頭の中でひとやものの名前を言う時に、「あぁこれはまだ馴染んでないな」とか「いつの間にか距離が近づいてたなぁ」とか観察するのが、結構面白かったりするのです。

*1:前は「Sサイズ下さい。」って言うと「ショートですね。」っていちいち言い直されてた